初期流産手術について
当院では初期流産手術に対し丁寧で安全な対応を心掛けております。
一人で悩まず当クリニックにご相談ください。
当院では初期流産手術と人工妊娠中絶に対し丁寧で安全な対応を心掛けております。 一人で悩まず当クリニックにご相談ください。
手動真空吸引法(MVA)の採用
当クリニックではもっとも安全で清潔な方法とされる「手動真空吸引法」を用いたMVA手術を行っております。
掻把法、吸引法 | これまでの一般的な方法は、掻把法(金属の鉗子を使用した鋭的な掻把法)、あるいは吸引法です。 吸引法は掻把法に比べて子宮への負担が少ないのですが、国内で行われている一般的な吸引法は、金属の吸引管を用いた電動吸引法です。 電動吸引法は硬い金属管を使うため子宮を傷つけるリスクが少なからずあり、また吸引管および吸引チューブは使い捨てではなく再利用されるため衛生面に若干の不安があります。 |
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手動真空吸引法(MVA) | 当院で行っている手動真空吸引法(MVA)は、柔らかい使い捨ての器具を用いております。吸引管がソフトカニューレであるため子宮の内膜を傷つける恐れがありません。そして、手術のキットは吸引器も含めて一回毎の使い捨て(ディスポーザブル)であるため極めて清潔に手術を行うことができます。また、痛みが少ないのも特徴です。 手動真空吸引法(MVA)は海外では広く行われていますが、日本では認可されたのが2015年とつい最近です。また手術のキットが一回きりの使い捨てのため日本ではまだこの方法を行っている施設はあまり多くありません。しかし、世界的に一番推奨されている中絶手術方法であり、WHO世界保健機構および世界産婦人科連合からも手動真空吸引法(MVA)は強く推奨された手術法です。 |
手術当日の持ち物
- 手術同意書
- 夜用ナプキン(2〜3枚)
- 生理用ショーツ
手術の流れ
1.検査 | 超音波検査で子宮内妊娠や当クリニックで手術が可能な状態かどうかを確認します。可能であると判断された場合には、手術に必要な術前検査を行います。 |
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2.手術説明 | 担当医師より、手術の方法・麻酔の方法・合併症等を説明いたします。その後、手術日程の相談及び手術の注意事項・持ち物についてスタッフより説明をいたします。 |
3.手術当日 | (1) 術前処置※当院ではほとんどの場合行いません 多くの病院では手術前日、もしくは当日に子宮口広げる術前処置を行います。これは強い痛みを伴うことがあります。当院ではMVAを採用しているため、ほとんどの場合は術前処置が必要ありません。 (2) 麻酔 手術室に移動し、点滴より静脈麻酔を行います。完全に眠った状態を確認し手術を開始いたします。 (3) 手術 MVAでの手術は短時間で終わります。手術時間は約10分です。 (4) 術後 麻酔の効果が切れるまで約2時間クリニック内のリカバリールームでお休みいただきます。麻酔から完全に覚め、歩ける状態になったら、術後診察を行い問題ないことを確認し、ご帰宅いただきます。 手術当日は9時過ぎにご来院いただき、ご帰宅は14〜15時頃になります。 |
4. 術後(ご帰宅後) | 術後1週間、1ヶ月目に術後検診を行います。全身状態、出血の状態などをチェックいたします。 術後には感染を予防する抗生剤、子宮の戻りを促す子宮収縮剤を処方いたします。痛みが強い場合には鎮痛薬の内服をしていただきます。 |
当院での人工妊娠中絶費用
週数 | 9週まで 140,000円(税別) 10週以降 160,000円(税別) ※12週以降はお受けしていません。 |
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術前診察料 | 8,000円~/回 |
術前検査 | 手術前に下記の項目を検査させていただきます。手術に関わる検査は自費検査となります。 血液検査 10,000円 貧血検査・B型肝炎検査・C型肝炎検査・HIV検査・梅毒検査・血液型検査 STD検査 3,000円 クラミジア検査 術後診察料 3,500 円/ 回 処置や処方により追加料金が発生する場合があります。 |
術後避妊について | 今後、避妊を希望の場合は、術直後から低容量ピルや子宮内リングによる避妊が可能です。ご希望の場合には術前に担当医師もしくは看護師にご相談ください。 |