クリニックブログ

2018.10.16更新

妊娠すると、女性ホルモンの変化により歯周病が起こりやすくなります。
日本臨床歯周病学会、日本歯科衛生士会などでは歯周病が早期・低体重児出産のリスクを高めると報告しています。
歯周病は治療可能なだけでなく、予防も十分可能な疾患です。
これから妊娠を考えている方、妊娠中の方やご家族の方は、かかりつけ歯科医をもち
生まれてくる元気な赤ちゃんのために、確実な歯周病予防を行いましょう。


資料1)日本臨床歯周病学会 http://www.jacp.net/

歯周病による早期・低体重児出産のリスクは実に7倍にものぼるといわれ、
タバコやアルコール、高齢出産などよりもはるかに高い数字です。

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引用:日本臨床歯周病学会「歯周病と妊娠」

 

資料2)日本歯科衛生士会 https://www.jdha.or.jp/

概要
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・1990年以降、歯周病が全身の健康に影響することが明らかになる
・歯周病にかかっている女性が妊娠すると、早産、低体重児出産のリスクが高まる
・歯周炎による早産、低体重児のリスクは喫煙や飲酒のリスクの8倍あると発表された
・女性ホルモンが歯周炎の進行に大きくかかわっており、妊娠すると歯周炎になりやすくなる
・早めに歯周治療をすることで早産・低体重児のリスクを減らすことが可能
・元気な赤ちゃんのために定期的にしか衛生士によるケアを受けることを進めたい
=======================

 引用:日本歯科衛生士会 「妊娠期における歯周病とのかかわり」

 

資料3)横浜市「妊産婦の歯科相談」http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/katei/kosodate/ninsanpu-shika.html

横浜市では妊婦と産婦(出産1年未満)を対象に歯科医師による歯科相談を実施しています。
また、同市では必要に応じて歯科衛生士によるブラッシングアドバイスも実施しています。
予約制となりますので、ご希望の方は各区福祉保健センター(鶴見区 510-1797)へお問い合わせください。

投稿者: おおいウィメンズクリニック

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